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知識ベースシステムに基づいた有機化合物の自動命名システムの作成

研究課題

研究課題/領域番号 05680312
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

阿部 英次  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (00006470)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード有機化合物 / IUPAC式命名法 / 構造式 / 自動変換
研究概要

本研究は簡便な手続きで入力された有機化合物の構造式を、正しい命名法に従った名称に変換するための知的コンピュータプログラムシステムの作成を目的として行った。現在、有機化学の分野で広く使われている体系的な命名法としてIUPAC法があり、詳細な規則によってほとんどすべての構造式に対して命名が可能である。しかし、これらの規則は羅列的で煩雑極まりなく、しかもそれを充分に教授する時間的な余裕が教育の現場において無くなっているのが現状である。したがって自信を持って正確な命名の出来る化学者の数は非常に少ないものと思われる。
本研究はこの問題の解決を目的としたもので以下の6つのサブシステムから構成されるシステムを作成した。
1.構造式のグラフィック入力およびコンピュータ処理可能な結合表表現への変換システム
2.特定の名称要素を持つ部分構造(官能基)の命名の為の知識ベースシステム
3.構造式中の環系の認識および環と鎖の分割システム
4.環部分の命名(芳香環、ヘテロ環、および脂環用)システム
5.鎖状部分の命名の為の知識ベースシステム
6.以上の5つのサブシステムを統括するシステム
一応これらのシステムの作成を行い、未だ改良の余地は残されてはいるが、当初に目標とした構造式を入力して、IUPAC名を出力するシステムが出来上っている。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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