研究課題/領域番号 |
05680341
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
中村 善太郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (90051599)
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研究分担者 |
金沢 孝 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (60129393)
川瀬 武志 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (60051330)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 生産性 / オフィス作業 / 間接業務 / ワークステーション |
研究概要 |
オフイス作業の研究のためのフレーム・ワークとしては、研究環境としてJStarワークステーション(富士ゼロックス)を研究室に実際に設置して、具体的なオフイス作業を実行してみる環境を整えた。この環境の元で学校関係の事務作業と、研究・教育実務の作業効率を測定・評価することが可能となった。 対象となるオフイス作業の生産性メジャーについては、これまでの直接部門の生産性に関して用いられてきた時間という普遍的なメジャーも利用可能であり、時間的な生産性も評価対象になることが判明した。と同時に、JStarワークステーションによる実務の評価から、必要なスペースが急激に減少することが確かめられた。このことから、オフイス作業の生産性としてはスペースに関するメジャーが必要であることが明らかになった。 オフイス作業の生産性を向上させるソフトウェアのヒナ型として、部品の設計仕様を表としてメインテナンスしながら、必要な部品図面を自動作成するシステムを開発した。このシステムにより、設計の作業高率は数倍に増加した。具体的には、これまでの設計業務で、設計仕様のメインテナンスと部品図面の作成が分離していたために生じていた、図面の重複がなくなり、また図面検索の時間も大幅に短縮された。同時に、これまで設計仕様や図面を格納していたスペースが大幅に改善された。
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