研究課題/領域番号 |
05680343
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学
|
研究機関 | 武蔵工業大学 |
研究代表者 |
俵 信彦 武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (60061488)
|
研究分担者 |
百合本 茂 流通経済大学, 経済学部, 教授 (90129015)
増井 忠幸 武蔵工業大学, 工学部, 教授 (00061565)
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
|
キーワード | 物的流通システム / DSS / 在庫管理 / 工場立地 / 最適制御 / 立地選択 / 発注方式 |
研究概要 |
顧客の要求を多様化し、製品の寿命が短縮化しつつある今日、企業において取り扱う品目は増大し、景気の停滞もあり、何に対応するかが大きな問題になってきている。 原材料の調達の方法から、工場立地の選定、製品を市場に供給をするための統合生産-物流システムは益々複雑化してきている。 立地選定方法に関しては、国内外に2つの研究発表を行った。1つはEC統合化に対応した工場立地要因を選定し、AHPを用いた選定アルゴリズムを作成した研究で、“A Study on The Design of DSS for Overseas Plant Location in the EC"である。 また、2工場間の関係を考慮した工場立地選定方法のアルゴリズムを得た研究がまとめられ“複数工場の立地選定モデルに関する研究"として発表した。 さらに、複数工場を立地する場合、工場間の関係を考慮した選定アルゴリズムを構築し、立地候補地点の組合せ問題が複雑になるか、これを解決する方法を提示した。 生産拠点における原材料の調達方法に関しては、その発注方式について研究を行った。年間使用金額の多い購入品群を対象とする定期発注方式において、先方の状況を考慮した方式として、在庫量変動と共に発注量変動をも考慮した制御可能な定期発注方式の研究が完成した。 その後、伝達関数法による従来の方式をさらに発展せるために、最適制御理論を在庫管理に適用を試み、定式化ができたためその成果を発表した。
|