研究課題/領域番号 |
05680627
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 京都大学 (1994) 岡崎国立共同研究機構 (1993) |
研究代表者 |
月田 早智子 (月田 早知子) 京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00188517)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | CD44 / ERM / エズリン / ラディキシン / モエシン / アクチンフィラメント / 狂犬病ウイルス / アクチン / モノクローナル抗体 / 細胞膜 |
研究概要 |
【ERMに直接結合する蛋白質の解析】 BHK細胞から、エズリンの抗体で免疫沈降することにより、140kDの膜蛋白質にエズリンが結合していることが分かった。さらに、モノクローナル抗体の作製とcDNAクローニングにより、この膜蛋白質がCD44そのものであることが明らかになった。さらに、CD44のcDNAを単離し、そのミュータントを種々の細胞にトランスフェクトすることにより、ERMとCD44の相互作用をin vitroで詳細に検討した。 【EMRファミリーの大量生産、精製、in vitro アッセイ】 我々の研究室で単離したエズリン、ラディキシン、モエシンのcDNAを用いて、バキュロウイルスのシステムにより、エズリン、ラディキシン、モエシンのすべてを、大量生産することに成功した。これを用いて、以下のin vitro実験を進めた。 (1)それぞれとアクチンフィラメントとの相互作用。また、この相互作用に脂質やイオンがどのように影響するか? (2)CD44の細胞質ドメインとの相互作用。CD44の細胞質ドメインは、大腸菌を用いて大量生産したものをまず用いた。この結合についても、脂質やイオンの影響を調べた。
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