• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

生涯学習社会における博物館教育の役割に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05710150
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

君塚 仁彦  東京学芸大学, 教育学部, 講師 (00242230)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード生涯学習 / 博物館 / 博物館教育 / 生涯教育
研究概要

本研究の内容には、(1)明治期以来の博物館および博物館教育に関する文献資料調査および研究、(2)全国各地の博物館・美術館等で実施されている博物館教育活動についての実証的な研究という2本の柱があり、本年度については、(1)、(2)の双方について調査、研究を行った。
(1)については、日本における博物館学・博物館教育理論の父とも評価される棚橋源太郎に関する、彼の全著作・ノート類に迄及ぶ基礎的な文献資料調査を、岐阜県博物館等に於いて行い、その資料リスト化と、博物館教育理論に関する基礎的研究を行った。しかし、岐阜以外にも、棚橋源太郎関係の文献調査対象先は多く、今年度については、その部分に至る迄カバーすることはできず、課題として残された。
(2)については、宮城県美術館・仙台市歴史民俗資料館(8月)、愛知県東栄町御園高原自然学習村(天文教育、9月)、北海道立近代美術館・同開拓記念館(10月)、新潟県十日町市立博物館(2月)、岩手県立博物館・遠野市立博物館(12月)、沖縄県名護博物館・石垣市立八重山博物館(3月)、鹿児島県立博物館長崎市立博物館(3月)、等、全国でも博物館教育活動に力を入れている館を、順次調査し、その実際における、ワークショップ活動、友の会活動などの分析を通して、それらが、如何に地域に開かれ地域住民をはじめとする利用者の生涯学習活動として意義あるものになっているか、という点を明らかにすることが出来た。博物館を身近かな生涯学習機関として活用していくための有効な手段として今後、博物館教育が、その重要性を増していくことは明らかであろう。本研究の一部は、博物館をめぐる現在的状況の分析を踏まえて、(裏面)発表文献に、その成果を掲載したが、平成6年度中に、(2)を中心とした内容に関わる研究成果をまとめて発表する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 君塚 仁彦: "転換期を迎える博物館" 月刊 社会教育. NO.448. 68-76 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi