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日本の教育近代化における幕末維新期在村知識人の役割についての実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05710168
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

川村 肇  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (60240892)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード儒学知 / 幕末 / 民衆教育 / 私塾 / 手習塾 / 秀嶋鼓渓
研究概要

1.史料調査
数県にわたって調査を行ったが,うち,特に福岡県の唐津近郊,厳木町に江戸時代後期の私塾および儒学思想を中心とする関係史料を発掘した。
2.秀嶋鼓渓関連史料について
厳木町の町民センターに保存されている史料の中でも,秀嶋鼓渓による膨大な史料群の読解と分析を進めている。
この中には,水論関連史料に混じって,彼の関係した私塾の生徒の名簿や,彼の儒学理解に関わる著述,幕末期の学校構想が記されている。特に民衆による学校構想の発掘は遅れており,独自の展開があるものとして注目される。
鼓渓に関連する史料は,この他にも秀嶋家に更に多くの史料が存在することが確認されており,引き続いて発掘調査に当たる必要がある。
3.唐津地方の私塾について
唐津地方では,江戸時代中期から私塾が存在しており,農民の上層部の子弟を対象として教育が行われたことが確認されている。鼓渓はその伝統の中で自らの儒学思想や学校構想を得ており,地域でのそうした教育の働きの中に位置づけて分析を進めている。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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