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大学教育の個性化とそれを促す入試の多様化を視点にした大学評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05710184
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関大学入試センター

研究代表者

岩田 弘三  大学入試センター, 研究開発部, 助手 (70176551)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード大学入試 / 大学教育 / 理工系離れ / 大学入試の多様化
研究概要

研究実施計画では,大学教育,大学入試の多様化・個性化の可能性の可能性を考察するために,以下の2点を計画した。
(1)志願行動をもとにして,受験生の大学選択の要因のマクロ的な分析を行う。
(2)個々の大学が標榜する教育と,その成果の関係を,大学成績と卒業後の活動状況との関連から調べる。
(1)については,現役-浪人,男女といった受験生の属性別,学部別に,1985年度〜1990年度の私立大学志願者の,また1987年度〜1993年度の国公立大学志願者の出願動向を分析した。その成果は『大学研究』,『大学進学研究』,『大学入試フォーラム』に発表した。
そこでは,(a)理工系学部への志願の減少(理工系離れ)は,1988年以降,私立大学に関してのみみられる現象である,(b)それは,1987年度の国公立大学の入試改革による影響が強いと考えられる,(c)従って,自発的な意味での理工系離れ現象が起こっているとは必ずしも言いえない,(d)国公立大学でも,1987年度の入試改革以降,進行を続けている入試教科目削減傾向に併せて,最近の志願動向が大きく変化しつつあることを明らかにした.
(2)については,ケース・スタディとして,載前期の東京帝国大学等をサンプルにして,各学部の卒業生の大学成績と卒業後の経歴に関する歴史的分析を行った。現在は原稿化を進めている最中である。
なおこの研究を進める上で,旅費は,(1)調査の裏付け,(2)に関する資料収集,本研究のための情報交換等のために用いた。また。図書費は(1),(2)に関する理論枠の構成,各種資料の蓄積のために,謝金,消耗品は以上の資料の整理のために用いた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

研究成果

(3件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 岩田,弘三: "学部別にみた4年制大学への出願動向の年次変化に関する分析" 大学研究. 11号. 115-175 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 岩田,弘三: "国公立大学の入試多様化と受験生の大学選択の変化" 大学進学研究. No.85. 16-20 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 山田,文康・岩田,弘三: "国公立大学志願者層の変化-女子志願者の増加-" 大学入試フォーラム. No.17. 23-27 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-03-31   更新日: 2016-04-21  

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