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電子化コーパスを利用した現代日本語の機能表現の実証的分析研究

研究課題

研究課題/領域番号 05710307
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

田野村 忠温  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (40207204)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード現代日本語の文法 / 電子化コーパス / コーパス言語学
研究概要

本研究の主要な成果について記す。
1.現代日本語の文法研究に欠かすことのできない良質の用例を大量に得るために、電子化コーパスを利用する方法を開発・改良した。当研究代表者はすでに前年度、『朝日新聞記事データベースCD-HIASK』(紀伊国屋書店・日外アソシエ-ツ)の特定の年次の版から語句を検索するためのソフトウェアを試作し成功を収めていたが、本研究においては、それに改良を加え、同データベースの任意の年次の版から語句をより高速に検索できるようにした。日本語研究における電子化コーパスの利用は世界的に見てはなはだしく立ち遅れており、本研究の成果はそうした状況に対する大きな貢献を意味するものである。
2.上記の手段を利用して、現代日本語の述語否定形の用法の実態について詳細な調査・分析を行った。一般の文法書では、「〜です」の否定形を「〜ではありません」とすることが慣例化しているが、現実には「〜ではないです」の形もしばしば用いられる。記述的な文法が現実の用法を見もしないで結論を下すべきでないことは言うまでもない。本研究では、上記のデータベースから否定刑の用例数万例を採取し、形式の使い分けに関わる諸要因を種々の角度から解明した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田野村 忠温: "終助詞の文法" 日本語学. 13. 94-112 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 田野村 忠温: "丁寧体の否定述語の用法に関する計量的調査" 大阪外国語大学論集. 11(未定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 田野村 忠温: "「のだ」の機能" 日本語学. 12. 34-42 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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