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ファジイおよび多目的環境下での意思決定問題

研究課題

研究課題/領域番号 05730025
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済政策(含経済事情)
研究機関摂南大学

研究代表者

西崎 一郎  摂南大学, 経営情報学部, 助教授 (80231504)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード2人ゼロ和ゲーム / ファジイ利得行列 / ファジイ目標 / 複数の利得行列 / max-min解 / 均衡解 / パレート最適性 / 数理計画問題
研究概要

第一に、複数のファジイ利得行列をもつ2人ゼロ和ゲームを考察した。各プレイや-は各利得に対して、ファジイ目標をもつと考える。そのとき、ファジイ目標の達成度が定義され、この達成度に関するmax-min戦略が考察される。特に、利得を表すファジイ数のメンバシップ関数とファジイ目標のメンバシップ関数が線形であるとき、2分法とシンプレックス法の第1段の併用と緩和法と変数変換の3つの方法により、ファジイ目標に関するmax-min解を計算する方法が線形計画法をベースとして与えられる。
第二に、多目的双行列ゲームにおける均衡解について考察した。最初に、ファジイ目標を導入した多目的ゲームの均衡解を定義する。次に、線形なメンバシップ関数をもつファジイ目標を設定し、複数の目標を集約するうえで、加重和による方法と最小成分による方法を採用し、それぞれに対して均衡解が数理計画問題の最適解と等しいことを示す。また、本研究で提案するファジイ目標を導入した多目的ゲームの均衡解のPareto最適性について考察した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西崎一郎,坂和正敏: "ファジイ多目的行列ゲームのmax-min解" 日本ファジイ学会誌. 5. 505-515 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西崎一郎,坂和正敏: "ファジイ目標を導入した多目的行列ゲームにおける均衡解" 日本ファジイ学会誌. 6(予定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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