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リーマン多様体及びアレクサンドロフ空間の幾何学

研究課題

研究課題/領域番号 05740044
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関東京大学

研究代表者

大津 幸男  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助手 (80233170)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード比較定理 / アレクサンドロフ空間 / リーマン多様体 / ハウスドルフ距離 / 微分構造 / ヤコビー場 / 凸関数
研究概要

ユークリッド空間上の凸関数は殆ど致る所で2階微分構造を持つことが古くから知られている。このような関数のグラフに内部距離を入れたものは下から曲率の押えられたアレクサンドロフ空間の一つである。このことからアレクサンドロフ空間上にもある種の2階微分構造が存在することが予想されていた。この予想について次のように解決した。今まで示していたアレクサンドロフ空間上の1階微分構造(ae)を使い、ヤコビー場にあたるものを構成し、その性質を詳しく調べることで、距離関数の殆ど致る所での2階微分可能性を示した。これにより殆ど致る所での2階微分構造を自然に構成できる。
次にこのとき使った手法を上から曲率が押えられたアレクサンドロフ空間の場に適用することを試み同様の結果を得ることができた。この場合当初予想してたより深い構造:ある種の断面曲率や接続にあたるものの存在まで示すことができた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大津 幸男: "Collapsing of Riemamian manfolds and their excesses" Proceedings of Symposia in Pure Mathomutics. 54. 479-487 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 大津 幸男: "On mauifolds of small excess" American Journal of Mathematics. 115. 1229-1280 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 大津 幸男: "The Riemannian structure of Alexanclrou spaces" Journal of differential geometry. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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