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連結グラフがn-extendableとなるための十分条件に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05740149
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 数学一般(含確率論・統計数学)
研究機関明石工業高等専門学校

研究代表者

西村 強  明石工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (80237734)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード誘導部分グラフ / 因子 / n-extendable
研究概要

D.P.Sumnerは論文“Graph with1-facfor."[Proc.Amer.Math.Soc.42(1974)8-12]の中で「位数2pの連結グラフGの位数2qの任意の連結誘導部分グラフが1-因子をもつならば、G自身も1-因子をもつ」というグラフにはある種の再帰的な性質があるということを導いた。この結果と類似する結果が最近R-因子(1986)、成分因子(1988)などにおいて得られていることがわかっている。ここでの研究では、n-extendableグラフに対しても同様に再帰性があることを証明することができた。その結果は、次の通りである。
「m,p,qをP≧3,1【less than or equal】n<q<pをみたす整数とする、Gを位数2pの連結グラフとするとき、ある整数qが存在して、Gの位数2qの任意の連結誘導部分グラフがn-extendableであると仮定するとG自身もn-extendab
n-extendableグラフとなるための十分条件は2,3知られているようで、数多く得られているわけではない、上の結果により、新たにn-extendableグラフの1つの研究の方向性が得られたことになる。
ここまでの成果では同様の仮定をもつときGが(n+1)-extendableとなるような例やならない例となるグラフを構成することは出来ていない、今後はextremalな例を作ることによって、上の結果を改良していく余地があるようである。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Nishimura: "A theorem on n-extendable qraphs" Ars Combinatoria. 発表予定.

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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