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レーザーアブレーション原子蛍光分光法による超微量元素分析法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05750046
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用光学・量子光工学
研究機関九州大学

研究代表者

興 雄司  九州大学, 工学部, 助手 (10243908)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード色素レーザー / 分光 / レーザーアブレーション / 微量元素検知
研究概要

この研究で新しく提案したレーザーアブレーション原子蛍光分析法は、エキシマーレーザーによるアブレーションを原子化過程に用いた新しい高感度な微量分析法である。今回の研究では
1.エキシマーレーザーと色素レーザーを組み合わせてレーザーアブレーション原子蛍光分析試作した装置を用い、真空チャンバー中ではNa原子について1.7ppt(20fg)という感度を得た。
2.300mTorrのHe中での測定におけるNaの飛行プロファイル(Time of Flight)は以前に行ったシミュレーション計算によるものと一致したが、最大のNa検知感度はこれより真空度の低い雰囲気中(1Torr)で得られた。
3.実用性の面から1気圧のHe雰囲気中での分析についても研究を行い、超音速のHeジェットでアブレートした試料を運搬することでNaで1ppbほどの検知下限をえることができた。
この結果、レーザーアブレーションを高感度性を確認することができた。また、大気圧He中においてもある程度の感度が得られたが、これについてはまだ改善の余地があると思われる。今後は装置の最適化を進めることでこれらの検知下限を高めるとともに他の元素への適用も試みていく。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] OKI Yuji: "Enhancement of sensitivity of optogalvanic spectroscopy in a frame by laser ionization" Optics Communications. 5掲載予定. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] OKI Yuji: "Trace Element Analysis by laser Ablation Atomic Fluorescence Spectroscopy" Optics Communications. 6掲載予定. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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