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知的情報処理による破面自動認識・解析システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05750086
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関京都大学

研究代表者

箕島 弘二  京都大学, 工学部, 助教授 (50174107)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードフラクトグラフィ / 破面認識 / ニュートラルネットワーク / 画像処理 / テクスチャ解析 / 粒界割れ / ストライエーション / へき開割れ
研究概要

フラクトグラフィは,事故原因・破壊機構を明らかにするうえで,なくてはならない手段として重用されている。しかし,フラクトグラフィ解析には,長年の経験を必要とし,また定量解析には,膨大な労力・時間を要するため,多くの解析は定性的解析に留まっている。そこで,本研究では,ニューラルネットワークを用いて,破面性状を自動認識するシステムの構築とそのネットワークの破面認識に対する有用性を指摘した。対象とした破面は,金属破面の典型的なものとして,ストライエーション,等軸ディンプル,伸長型ディンプル,粒内疲労破面,粒界割れ,へき開割れを取り上げた。ここでは,フーリェパワースペクトル,一般化共起行列,濃度共起行列を用いて,各破面の特徴を抽出した後(テクスチャ解析),各破面を自動認識可能なニューラルネットワークを構築した。つぎに,ネットワーク構造の最適化および学習回数の認識結果に及ぼす影響について考察を加えるとともに,学習データと異なる入力データに対しても破面認識が十分に可能となるアルゴリズムとして,各破面を認識するニューラルネットワークをツリー状に配置するネットワーク網を提案し,実用上十分な精度で破面認識が可能となることを示した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2022-04-18  

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