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知識工学に基づく金型加工工程設計のための曲面特徴の自動識別法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05750130
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関苫小牧工業高等専門学校

研究代表者

青山 英樹  苫小牧工業高等専門学校, 機械工学科, 助手 (40149894)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード金型加工 / 工程設計 / 曲面 / 切削加工 / 放電加工 / 経験知識
研究概要

本研究は金型加工の自動工程設計を確立するため,金型加工技術者の経験・知識を基に金型曲面を加工方法の観点から識別分類することを目的として行われ,以下の成果が得られた。
1.金型加工面の識別分類の基準
当初の計画では,金型加工技術者の経験・知識をアンケートおよびインタビューにより収集する予定であったが,アンケートでの収集が容易ではなかったため,インタビューにより行った。この結果として,金型加工面を切削加工面と放電加工面に識別分類することとし,その基準は「加工の可能性」と「加工時間」によることとした。
2.離散的位置および単位法線ベクトルによる金型曲面形状の識別分類
金型曲面上の離散的位置および単位法線ベクトルデータから,同曲面形状を平面,円筒,球,円錐,円環,自由曲面に識別分類するシステムを開発した。
3.切削加工面と放電加工面の識別分類
次の手順により,金型加工面を切削加工面と放電加工面に識別分類する。
(1)切削加工不可能面(領域)の抽出による放電加工面の識別分類
金型加工面の等高線データを生成し,それぞれの断面に対して,保有している切削工具の工具径,工具長から判断して,切削加工では形成できない面(領域)を抽出する。これにより抽出された面は放電加工面として識別分類される。
(2)加工時間見積もりによる切削加工面と放電加工面の識別分類
切削加工不可能面(領域)として識別されなかった面(切削可能面)に対して,同面の加工に要する切削加工時間と放電加工時間を見積もり,加工時間の短い加工方法により加工される面として識別分類する。
4.今後の研究の展開
保有している工作機械の稼働状況を含めた識別分類方法を検討する。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 青山 英樹: "位置ベクトルおよび単位法線ベクトルの測定による幾何形体の認識" 苫小牧工業高等専門学校紀要. 第29号. (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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