• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

3次元流れの平衡および非平衡乱流モデルの評価と改良

研究課題

研究課題/領域番号 05750167
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

森西 晃嗣  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (20174443)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード乱流モデル / 高レイノルズ数流れ / 計算流体力学 / 数値解析 / 有限差分法 / グリッドレス法
研究概要

乱流モデルの評価・改良を行うためには、使用する乱流モデルやその係数の値などを変えて繰り返し流れ場の数値計算を行う必要があるため、信頼性が高く効率の良い流れの数値解析コードと演算能力や記憶容量の優れた計算機が必要となる。そこで、今回の科学研究補助金(奨励研究(A))を用いて次のよう研究を行った。
1 備品として現有のワークステーション用の増設メモリー(HP・A2512A)を購入し、より多くの格子点を用いた乱流の数値計算が出来るようにした。
2 非圧縮性流れに対する乱流モデルの評価を行うために、擬似圧縮性ナビエ・ストークス方程式に対する信頼性が高く、特性時間法や多重格子法を用いた効率の良い数値計算を開発し、ディフューザや曲がり流路内乱流の数値計算を行い、実験データとの比較を行った。その結果、十分に格子点をとると、大きな剥離を伴うディフューザ内流においても、圧力係数を定性的に良く予測出来ることが確認できた。
3 圧縮性流れに対する乱流モデルの評価を行うために、圧縮性ナビエ・ストークス方程式に対しても同様に信頼性が高く効率の良い数値計算法を開発し、翼周りの流れの数値計算を行った。現在、実験データとの比較検討中である。
4 全く新しい概念の数値計算法であるグリッドレス法を用いた乱流の数値解析コードを開発し、その信頼性の検討を行った結果、従来の差分法と比較して、複雑な形状の流れ場に対する自由度がより高く、信頼性も同程度優れていることが確認出来た。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 森西 晃嗣: "グリッドレス法による高レイノルズ数流れの数値計算の検討" 第7回数値流体力学シンポジウム講演論文集. 511-514 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi