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ロボット装着用光一力変換式2×2ミリ3軸型触覚センサに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05750243
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関静岡理工科大学

研究代表者

大岡 昌博  静岡理工科大学, 理工学部, 助教授 (50233044)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードロボット工学 / 触覚センサ / 3軸 / 円柱触子 / 円錐触子 / 光導波路 / 有限要素法 / 検出実験
研究概要

センサ面に垂直な力分布だけでなく、すべり方向の力をも同時に検出できる触覚センサの実現が待望されている。本研究ではこのような触覚センサを実現するために、従来の1軸形の光導波路式触覚センサを3軸形へ発展させることを目的としている。本触覚センサは、表面がゴムでできているため、衝撃に強くしかも対象物体とのなじみ性も良好である。
本年度は主に本触覚センサの原理を理論解析と実験の両面から確認することを行った。まず一連の有限要素法による接触変形解析を実施し、センサのゴムシートの材質と諸元を決定した。これによると、センサの感度は円柱触子の長さとゴムシートの円錐触子の材質で決定され、円柱触子が長いほどまた円錐触子がやわらかいものほど感度が高いことがわかった。また、ゴムシートは薄いほど干渉が少なく感度も良好であるが、1mmより過度に薄くする必要がないことなどもわかった。
以上の設計上の知見に基づきゴムシートを製作し、センサ本体、光源装置、CCDカメラ、フレームメモリおよびコンピュータから成るセンサシステムを構成した。実験を実施した結果、上述の有限要素法の計算結果はほぼ一致した。このことから、今後本研究を推進する上で有限要素法によるシミュレーションが有力な数値実験手段となりうることがわかった。
上述の研究成果をロボット学会と日本機械学会のロボットセンサシンポジュームで発表した結果、数多くの研究者から関心を集め好評を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 亀川修、大岡昌博、竹内修一、三矢保永: "光導波形3軸触覚センサの試作" 第11回日本ロボット学会学術講演会予稿集NO.2. 505-506 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 大岡昌博、三矢保永、竹内修一、亀川修: "有限要素法による接触変形解析に基づく光導波形3軸触覚センサの設計" 第4回ロボットセンサシンポジウム講演論文集. 81-86 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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