• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ブロッホライン対書き込み操作のシミュレーション

研究課題

研究課題/領域番号 05750285
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電子・電気材料工学
研究機関電気通信大学

研究代表者

仲谷 栄伸  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (20207814)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード垂直ブロッホライン / 数値シミュレーション / マイクロマグネティックス / ギルバ-ト方程式
研究概要

磁性薄膜中に存在する磁壁上の磁化構造であるブロッホラインを情報の記憶単位として用いるブロッホライン記憶装置は、次世代の不揮発性高密度個体記憶装置として現在研究が進められている。情報の書き込み操作であるブロッホライン対の書き込みの操作の一つとして、ブロッホポイント注入法が提案されている。この手法ではまずunwindingな二つのブロッホライン対を生成し、それぞれの内側のブロッホラインを消去することで、windingで安定なブロッホライン対を生成する。内側のブロッホラインの消去過程において、ブロッホポイントの発生が仮定されているが、実験ではブロッホポイントは直接観測することは出来ない。ここでは計算機シミュレーションを行なうことで、ブロッホライン書き込み操作の一部であるブロッホポイントの注入によるブロッホライン対の消滅過程の詳細を求めた。これらの計算は東京大学大型計算機センターのスーパーコンピュータを用いて行なった。計算は三次元の動的計算であるために、その結果として膨大な数値データが得られるが、これを詳細に解析するためには数値の視覚化が必要になる。この作業は研究室のワークステーション上で行なった。数値データと視覚化した画像データは膨大な量になるために、専用のハードディスク装置を購入した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Y.Nakatani and N.Hayashi: "Computer Simulation of Annihilation Process of Vertical Blooh Line Pair" IEEE Transaction on MAGNETICS. 29. 2587-2589 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi