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アルゴリズムアニメーション用ウィジェットセットの設計に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05750348
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関大阪大学

研究代表者

榎原 博之  大阪大学, 工学部, 助手 (50194014)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアルゴリズムアニメーション / アルゴリズム / Xウィンドウ / ウィジェット / 視覚化
研究概要

本研究では、まず、既に提案されているアルゴリズムアニメーションシステムを調査し、それに基づいてアルゴリズムアニメーション用ウィジェットセットの設計を行った。次に、その設計に基づきXウィンドウ上でウィジェットセットのプロトラタイプを完成させた。完成させたシステムはグラフ問題に対するもので、最短経路問題と極大木問題に対するアルゴリズムを例に有効性を確認した。当初の予定通り節点と枝の属性を変えるだけでアルゴリズムの振舞いを理解することができた。さらに、本研究の目的であるアニメーションプログラミングの簡略化についても、元のプログラムに本研究で用意したウィジェットの関数を数行追加するだけで簡単に視覚化が可能であることがわかった。
現在のシステムでも、描画スピードの変更やステップ単位での実行、およびアニメーションの逆回しなどが実行可能であるが、今後このプロトタイプをさらに高機能なシステムに発展させていきたい。具体的には、現在既にグラフの自動描画ルーチンが組み込まれているが、ユーザにとっては好ましい描画を実現するとは限らない。そこで、複数の自動描画ルーチンを組み込むことで、ユーザの好みにあった描画を可能にしたいと考える。また、グラフ問題に対してはほぼ成功したと考えているが、他の問題分野にも拡張していきたい。次の問題分野としては、幾何学問題を考えている。現在、ソースコードの見直しを行った後、フリーソフトウェアとしての配布も検討中である。
なお、電子情報通信学会への論文投稿を準備中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中野秀男: "アルゴリズムとアルゴリズムアニメーション" 共立出版株式会社(出版予定), 約200ページ (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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