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コバルト-貴金属系光磁気記録材料のめっき法による作製

研究課題

研究課題/領域番号 05750633
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 構造・機能材料
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

松原 浩  長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (00202325)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードコバルト-白金膜 / 無電解めっき / 磁気記録材料 / 電解併用無電解めっき
研究概要

交付申請書に記載した研究実施計画に沿って研究を行った結果、以下の研究成果が得られた。
1.無電解めっき法によるコバルト-貴金属合金薄膜の作製
コバルト-白金系合金薄膜を成膜する事が可能である比較的安定なめっき浴を見いだした。
2.磁気特性の改良および微細構造と特性の相関の検討
コバルト-白金系合金薄膜野磁気特性改良のため、めっき浴のpH、コバルトイオン濃度、白金イオン濃度を変化させ、磁気特性を改善するためのめっき浴の改良を行った。また磁気特性と微細構造との相関を検討したところ、めっき浴中のコバルトイオンの比率の上昇に伴い膜中のコバルト含有量が増加している事がわかった。
3.外部からの析出電位制御による組成変調多層膜の作製
無電解めっきの初期析出膜を電極として外部から電位を印加したところ、マイナス電位の印加により膜中のコバルト含有量が大幅に増加し、この方法により膜の組成制御が可能であることが示唆された。
4.磁気特性、磁気光学特性の改良
2、3項の検討により比較的良好な磁気特性の膜が得られる成膜条件を見いだした。
5微細構造と特性の相関の検討
様々な特性の膜を作製し膜の磁気特性と微細構造の相関を検討したところ、膜の微細構造が白金の面心立方格子からコバルトの六方最密格子に転換する事に伴い、磁気特性が大きく向上することがわかった。
以上の検討により得られた成果を日本応用磁気学会第17回学術講演会(要旨集p.412、1933)で発表した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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