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遺伝子操作による大豆アレルゲンタンパク質の遺伝的除去に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 05760005
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 育種学
研究機関東京大学

研究代表者

高野 哲夫  東京大学, 農学部, 助手 (30183057)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードダイズ / アレルゲン / エピトープ / アトピー性皮膚炎 / 品質育種
研究概要

ダイズ種子タンパク質の中でも主要なアレルゲンである、34KDタンパク質cDNAのクローニングを行った。34KDタンパク質の3`末端の塩基配列と相補的なオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いてcDNAを合成した。cDNAをプラスミドベクターに組み込んで作成したミニライブラリーのクローンをランダムにとり制限酵素分析を行った。34KDタンパク質cDNAと同一と思われるクローン:1-24、2-22について部分的に塩基配列を決定し、34KDタンパク質cDNAであることが確かめられたので、全塩基配列を決定した。1-24は34KDcDNAより5`方向に約1400bp長く、2-22は約30bp短かった。2-22の5`側からExoIIIとMung Bean Nucleaseとを用いて約100bpおきにディレーションをおこさせたクローンのシリーズを作成し、それぞれのクローンの5`末端の塩基配列を決定した後に、インサートを発現ベクターpRSET A、B、Cに、読み枠に従ってライゲーションした。T7RNApolymerase遺伝子を組み込んだM13を感染させることによって、各ディレーションクローンに対するポリペプチドを大腸菌で発現させた。ポリペプチドの発現はSDS-PAGEによって確認することが出来た。34KDタンパク質に対するモノクローナル抗体を用いてイムノブロットを行い、モノクローナル抗体のエピトープ部位を決定した。現在アレル-ギ-患者のIgE抗体を用いてイムノブロット行い、エピトープ構造の解析を行っている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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