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青果物の呼吸代謝に対する炭酸ガスの制御機構の再検討

研究課題

研究課題/領域番号 05760030
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 園芸・造園学
研究機関岡山大学

研究代表者

久保 康隆  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (80167387)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード高濃度炭酸ガス / 呼吸代謝 / ミトコンドリア / ACC合成酵素遺伝子 / 転写レベル
研究概要

高濃度炭酸ガス環境は、青果物の呼吸活性を抑制し鮮度保持作用を示すと考えられてきた。しかし、筆者らが独自に開発したガス代謝自動計測装置を用いて高濃度炭酸ガスは、多くの青果物で呼吸抑制作用を持たないばかりか、逆に促進する場合もあることを明らかにし、従来の定説には定説には疑問があることを指摘してきた。本研究では、高濃度炭酸ガスに対する呼吸反応の異なるブロッコリー、キュウリおよびニンジンについて、個体レベルとミトコンドリアレベルの両方で酸素吸収に対する高濃度炭酸ガスの影響を測定し、比較検討した。個体レベルの酸素吸収は高濃度炭酸ガスによってブロッコリーでは抑制、キュウリでは促進され、ニンジンでは変化しなかった。炭酸ガス処理後抽出したミトコンドリアでは、いずれの青果物でも個体レベルと同様な反応を示した。また、高濃度炭酸ガスによるTCA回路内の有機酸含量の変化を調査すると、いずれの青果物でもコハク酸の蓄積が確認され、それと代謝的に近接するr-アミノ酪酸の増加も確認された。したがって、高濃度炭酸ガスは個体レベルでもミトコンドリアレベルでも同様に作用し、呼吸代謝に変動を引き起こしていることが明らかになった。さらに、呼吸代謝と関連の深いエチレン生合成に対する高濃度炭酸ガスの影響を、カボチャの傷害誘導型ACC合成酵素遺伝子の発現の面から調査した。その結果、炭酸ガスはmRNAの転写レベルで作用していることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kubo.Y: "Rogulation of wound-induced ACC synthase gene expression in mesocarp tissue of winter sguash fruit by CO2" XXIVth International Hortiaultural Congress Abstact.(発表予定).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Mathooko,F.M.: "Regulation of mitochondrial activity in fruits and vegetables by carbon dioxide" XXIVth International Horticultural Congress Abstract. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2025-11-17  

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