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還元的TCAサイクルの鍵反応に関与する酸化還元因子

研究課題

研究課題/領域番号 05760060
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用微生物学・応用生物化学
研究機関東京大学

研究代表者

石井 正治  東京大学, 農学部, 助手 (30193262)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードフェレドキシン / 還元的TCAサイクル
研究概要

好熱・絶対独立栄養性水素細菌 Hydrogenobacter thermophilus の無細胞抽出液からフェレドキシンを単離し、同菌の炭酸固定経路(還元的TCAサイクル)に同物質が関与しているか否かを明らかにすることを目的とした。本研究過程で以下の点が明らかにされた。
1 フェレドキシンのアッセイ法の改良
当初は同菌由来のヒドロゲナーゼを用いることで実験系を組んでいたが、同酵素はフェレドキシンとの反応効率が低いことが示されたため、alpha-ケトグルタレートオキシドレダクターゼ反応を利用し、メトロニダゾール還元活性の回復という方法でアッセイを行うこととした。
2 フェレドキシンの単離
上記アッセイ法を用いて無細胞抽出液を各種カラムクロマトに供した所、好気的条件下ではフェレドキシンの失活が激しいことが示された。そこで、嫌気的にカラムクロマトを行った。無細胞抽出液を Q-Sepharose,DEAE5PW,Gel filtrationの各カラムクロマトに供し、クロマト的に単一な標品を得た。
3 フェレドキシンの性質
精製フェレドキシンは、精製alpha-ケトグルタレートオキシドレダクターゼと反応することが示され、還元的TCAサイクルへの還元力供給物質がフェレドキシンであることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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