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ポリマーアロイによる感熱性粘接着剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 05760132
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 林産学
研究機関東京大学

研究代表者

梶山 幹夫  東京大学, 農学部, 助手 (40191978)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードポリマーアロイ / ポリマーブレンド / 相構造 / 相図 / LCST / ポリアミド / ポリオキシエチレン / 接着
研究概要

(1)高分子合成 剛直な高分子と柔軟な高分子を混合し、得られたアロイの相構造をする制御ことによって結晶性を制御し得る多成分系高分子を設計するために、剛直な高分子としてポリアミド類の合成を行った。その結果、充分に分子量の高いポリアミド類を得ることができた。柔軟な高分子として今年度は、市販のポリオキシエチレンおよびポリエーテルスルホンを用いた。
(2)接着剤フィルムの調製及びキャラクタリゼーション 非プロトン性極性溶媒を用いて、必要に応じて加熱することによって、均一なブレンド溶液を調製することができた。ブレンドの一成分としてポリオキシエチレンを用いると、非晶性でLCST型相図を持つアロイや、結晶性で相分離を起こしたアロイが得られることが、フィルムのX線回折や可視光回折、熱分析などから分った。
(3)接着強さの測定 被着材としてアルミニウムを用い、被着材間にフィルムを挟み加熱加圧し接着した後熱処理を行った。この様にして作製した試験片を用い、種々の温度、破壊速度で接着試験を行った。今年度内に実験した範囲では、はじめから相分離構造を持つフィルムを用いても、LCST型相図を持つフィルムを用いても、接着層の相構造を自在に制御することはできず、接着層の相構造を凍結しうる製膜・接着パターンを実行し得る装置を工夫することも今後の課題の一つとなった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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