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バソプレシンニューロンの老化とその発現機構に関する細胞化学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05770020
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関日本医科大学

研究代表者

松田 恒平  日本医科大学, 医学部, 助手 (60222303)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードプロラクチン / 成長ホルモン / 一次構造解析 / 免疫細胞化学 / 有尾目 / 性誘因物質
研究概要

本年度では以下の研究成果が得られた。
研究課題を進める過程でまず、下垂体系について研究を行った。
1)両生類のアフリカツメガエル下垂体より新たにプロラクチンを単離、精製することに成功した。その結果、この動物では2種類の等電点の異なるプロラクチンが得られ、一次構造を解析したところ、一部のアミノ酸配列の異なる2つの分子種を持つことが明らかになった。
2)数種類の両生類の下垂体における成長ホルモン分子の特性をすでに得られているウシガエル成長ホルモンに対する抗体を用いて免疫化学的及び免疫細胞化学的に調べた。その結果、無尾類(アフリカツメガエル、ヒキガエル)の成長ホルモンはお互いによく似るが、有尾類(アホロートル、イモリ)の成長ホルモンは無尾類のそれとかなり異なることが示された。
3.有尾類のイモリ下垂体系の研究の過程で同動物が生殖時期に異性を引きつける性誘因物質をもっていることが示され、同物質の単離、精製を進めた結果、これまで未知のペプチド性物質であることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Yamashita,K.: "Isolation and charactarization of two forms of Xenopus prolactin" Cen Comp Endocrinol.91. 307-317 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Olivereau,M.: "Immunocytochemical identification of growth hormone(GH)cells in the pituitary of three anuran sepecies using an antiserum against purifed GH." Cell Tissue Res.274. 627-630 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Toyoda,F.: "Hormonal control of response to and secretion of sex-attractants in Japanese newts." Physiol.Behau.(in press). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 松田恒平: "神経ペプチド-update作用の多様性" CLINICAL NEUROSCINCE. 11. 828-829 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 小林俊之: "神経ペプチド-updateグリアと神経ペプチド" CLINICAL NEUROSCINCE. 12. 1310-1311 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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