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栄養摂取パターンの体力に及ぼす影響に関する分析疫学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05770279
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

中村 好一  自治医科大学, 医学部, 講師 (50217915)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード運動習慣 / 体力 / 食習慣 / 喫煙
研究概要

愛媛県健康増進センターの協力を得て,同センターを受診した40歳以上の者772名を対象とし,運動習慣,以前の運動状況,飲食,喫煙,身長計測,臨床検査結果,体力テスト結果,食生活に関する情報を入手した.体力総合水準19点以下(462名)と20点以上(310名)の2群間で食生活状況の比較を行った.体力水準が高い群では牛乳,砂糖を使った料理,野菜を多く摂取し,指の少ない肉を好む傾向がみられ,体力水準の低い群では塩さけ,塩辛,漬物,塩分を多く取る傾向がみられた.食生活に関する項目のうち,牛乳・乳製品の摂取状況,野菜の摂取状況と主要観察項目の関係を見ると,牛乳・乳製品を多く取る群では日常の運動,現在の運動をする者が多く,気分転換がすぐにできる傾向にあり,また,野菜を多く食べ,たばこの量は少なかった.また,この群では血糖値の高い者や高血圧者が少なかった.魚・肉を多く摂取する者は,野菜を多く取り塩分摂取量も多かった.野菜を多く摂取する群では運動する者が多く,肉・魚および塩分の摂取量が多いが,喫煙者は少なかった.食塩摂取量が多い群では運動する者が少ない,コレステロール値が低かった.
以上の結果より,食品摂取状況と体力とは密接な関係があることがわかった.また,食品摂取状況は運動習慣及び成人病危険因子とも深い関係があり,運動と食生活の両面から生活習慣の改善を図れば,より一層の効果が期待できることが示唆された.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中村好一 他: "栄養摂取パターンの体力に及ぼす影響" 日本公衆衛生雑誌. (投稿予定).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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