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地域の高齢者の最終臥床期間に及ぼす要因の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05770287
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関山形大学

研究代表者

安村 誠司  山形大学, 医学部, 講師 (50220158)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード地域 / 高齢者 / 最終臥床期間 / 寝たきり / 山形県 / 日常生活動作能力 / 死亡 / 重回帰分析
研究概要

1986年の山形県某町の70〜75歳を対象とした総合健康調査を受信した737人(男性306人、女性431人)のうち、1991年までの5年間に死亡したのは男性79人(25.8%)、女性52人(12.1%)の計131人であった。これら死亡者全員を対象とした死亡状況調査を実施した。死亡者をおもに介護した家族を調査客体とし、医師または保健婦が訪問面接法による調査を行った。家族の拒否、本人が独居で情報の入手ができないなど調査不能及び死因が事故・自殺を除き、男性66名、女性39名の計105人が、最後に寝ついてから死亡までの期間(最終臥床期間)の分析対象者である。
死亡原因では悪性新生物が36人、心疾患が15人、脳血管疾患が23人で、その他の死因が31人であった。
最終臥床期間は性別による有意な違いは認めなかった。最終臥床期間は1カ月未満の人は44.8%ともっとも多く、6カ月以上の長期臥床を経てから死亡した人は22.9%であった。この結果はほぼ選考研究と一致していたが、若干、長期臥床者が多い傾向にあった。
最終臥床期間に及ぼすさまざまな要因の検討を行う目的で、性別、臥床前の日常生活動作能力ADL、受療状況、最終学歴、最長従事職、死亡原因などを独立変数とし、最終臥床期間を従属変数とする重回帰分析を行った。死亡原因が悪性新生物であることは最終臥床期間を短くし、臥床前の日常生活動作能力ADLが高いことは最終臥床期間を長くすることに関連していた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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