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肝GSHの調節機構におけるGTPおよびtranssulfurationの関与

研究課題

研究課題/領域番号 05770354
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関高知医科大学

研究代表者

岩村 伸一  高知医科大学, 医学部・第1内科, 助手 (00203406)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードグルタチオン / GSH / rGTP / transsulfuration / cystathionase / cysteine
研究概要

肝細胞内グルタチオン(GSH)はcysteineの供給量がその産生を律速する。循環中のcysteineは直接肝細胞には取り込まれず、肝GSH合成には、我々の報告したrGTPを介する基質供与の他、transsulfuration pathwayによりmethionineを利用しうる。Cystathionaseは後者の反応の最終段階を触媒しcysteineを生ずる。
1.図に示すように、ヒト、guinea pig肝のrGTP活性は最も高く、逆にcystathionase活性は最も低い。一方、rat、dog、mouseでは低rGTP、高cystathionase活性を示した。
2. Fetal ratの肝rGTPは17.2±1.0mumoles/min/gで、adult ratでは3.0±0.5mumoles/min/gと約6分の1に低下する。逆に、cystathionase活性は1,2±0.3mumoles/min/gから6.2±0.5mumoles/min/gと約5倍に増加する。
結論:rGTPおよびcystathionase両酵素の、基質(cysteine)の供給を介し、互いに補完的に肝GSH濃度の維持に働く可能性について示した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Iwamura.: "Reciprocal Gamma-Glutamyl Jransfevase and Cystathionase Activity in Guinea Pig,Rat and Human Liver" The Journal of Hepatology. in press.

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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