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ナトリウム利尿ペプチド・ファミリーの分泌動態と意義について-特に心疾患における変動-

研究課題

研究課題/領域番号 05770478
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関北里大学

研究代表者

黒澤 利郎  北里大学, 医学部, 講師 (90215103)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP) / 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) / Cタイプナトリウム利尿ペプチド(CNP) / beta-エンドルフィン / Met-エンケファリン / Leu-エンケファリン / カテコラシン / 心疾患
研究概要

これまでわれわれは,心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP),脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP),Cタイプ・ナトリウム利尿ペプチド(CNP)について,臨床病態との関連を検討してきた.しかし,BNPについてはその後の検討で,測定法にやや問題を残しており,データの解析についてはまだ検討中である.またCNPは中枢神経系疾患との関連が示唆されるものの,心疾患との関連はほぼ否定的である.これらナトリウム利尿ペプチドファミリーについては,第90回日本内科学会講演会に.
“心疾患,脳血管障害における血漿および髄液中のナトリウム利尿ペプチド(NP)ファミリー濃度."として発表し,現在もデータを蓄積中である.
一方,循環ペプチドとして他のペプチドについても検討を加えた.現在われわれが注目しているものは,神経ペプチドとして存在が知られているbetaエンドルフィン,およびエンケファリンとカテコラミンとの関連である.心不全時の体液性因子としてこれらのペプチドも関与しているとの報告もあり,それらについても追試を試み,ある程度まとまった知見が得られた.これに関しては.
第41回日本心臓病学会学術集会にて"急性心筋梗塞(AMI)におけるOpioid peptide(OP)分泌動態の検討."として発表し,"急性心筋梗塞におけるopioid peptide分泌動態の検討"(仮題),および"ICU患者における精神活動とopioid peptideについて"(仮題)として投稿準備中である.さらに,betaエンドルフィン,エンケファリンとナトリウム利尿ペプチドファミリーとの,急性心筋梗塞における関連,心疾患リハビリテーション時おける関連を検討中である.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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