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正常及び病的表皮(乾癬、皮膚癌)における葉酸受容体の発現と機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 05770586
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関北海道大学

研究代表者

松江 弘之  北海道大学, 医学部, 助手 (10250424)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード葉酸 / 葉酸受容体 / 表皮 / 乾癬 / MTX
研究概要

1.葉酸受容体のヒト表皮における発現
RT-PCR法により正常ヒト表皮及び乾癬病変部で発現が見られたが、我々の方法では発減量の差は評価できなかった。葉酸受容体に対するポリクローナル抗体を用いた組織染色では角層への被特異的染色により、局在を同定できず角層抗体の吸収などを試みている。
2.生理的条件下で細胞増殖に最小限必要な細胞当たりの受容体数の決定
葉酸受容体cDNAを含む発現ベクターをPAM212細胞にトランスフェクトし葉酸結合能を指標にし幾つかの葉酸受容体発現クローンを得た。各クローンの結合能(pmole/106cells)は,vector alone PAM212:0.00(surfface),0.04(ineternal),FR-1:0.04,0.11,FR-2:0.19,0.10,FR-3:1.10,0.35であった。これらのクローンにつき現在受容体数を解析中である。また生理的葉酸濃度下における増殖能を解析している。
3.各種クローンに対するMTXの感受性の解析
vector aloneのMTXに対するLD50は300nMであったのに対し、FR-3では100nMと低下していた。このことはMTXは葉酸受容体を介しても効率的に細胞内に取り込まれていることを示唆している。今後、FR-3のMTX結合能を調べる予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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