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画像診断情報の統合化とダウンサイジングについての臨床研究

研究課題

研究課題/領域番号 05770683
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関大阪大学

研究代表者

近藤 博史  大阪大学, 医学部, 助手 (70186857)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードパーソナルコンピュータ / レポートシステム / デジタル化 / マトリックス / 画像圧縮 / 画像処理
研究概要

パーソナルコンピュータ・マッキントッシュ・クワドラAV840上でハイパーカードを用いたレポートシステム画像を付け加える形で試作したシステムではレーザープリンターの使用を考えディサ変換した白黒2値画像を用いた。ここでは、シャウカステン上のフィルム画像のCTを直接、デジタル化した。72-100ドット/インチで用いた。これ以上ではデータが大きくなりすぎ、以下では読み取れない。濃度についての情報はCTでは空気と軟部組織、骨の3者の判別が可能な程度であった。ビデオ画像のデジタル化では640x480マトリックスと320x240では本来のCRTのマトリックス640x480では画面全部を占拠し、比較が出来ない。その点320x240では比較が容易となる。カラー画像については24ビットと8ビットでは皮膚などでは疑似輪郭が出現する場合があるが、画像に依存する。
別のシステム上でも検討した。ハードウェアーはパーソナルコンピュータPC98(CPUは486、66MHz)MS‐Windows上で用意したもので、デジタルデータを直接、表示した。FCR画像(2000x200x10bit)を512x512x8bitで表示したものでは、CRTの輝度の問題からかコントラストが不十分と言う評価が大半であった。この場合、階調処理(ウィンドウ、レベル調整を含む。)が不可欠と思われる。胸部内科の評価は一次診断困難であるが、レポート共に表示した場合、教育、研究などにはそれなりに価値はあると評価された。一方、FCR、CT、MRIを1000x1000x12bitでJPEG圧縮、解凍したものでは、脳外科医からはCT、MRIでは十分であるという評価を得た。今後、1)パソコン端末上で必要な画像処理、2)圧縮したFCR、CTなどの画像供給の意味と圧縮率、3)端末の数とピーク時の転送量、の具体的検討が必要である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 近藤博史 他: "大阪大学医学部附属病院のPACS" 新医療. 8. 103-106 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] H.Kondoh et al: "PACS development for the new Osaka Uniuesity Hospital" Journal of Digital lmaging. 2(in press). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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