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ヒト骨髄間質細胞の造血幹細胞分化、増殖統御機構

研究課題

研究課題/領域番号 05770816
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

矢口 誠  東京医科大学, 医学部, 助手 (50246310)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード骨髄間質細胞 / 造血幹細胞 / 白血病細胞 / 造血微小環境
研究概要

【目的】ヒト造血幹細胞は、造血微小環境の統御をうけ、成熟血球となることが知られている。本研究では、種々の骨髄間質細胞株を樹立し、これら間質細胞の白血病細胞株分化に及ぼす影響を検討した。
【方法】ヒト骨髄由来間質細胞にアデノウイルスベクターを用いてSV40-T抗原を遺伝子導入した間質細胞株AA-101,HAS-301,HAS-303,LP-101を獲得し、白血病細胞株HL-60と共に共培養し、HL-60の分化抗原であり、接着因子であるCD11bの発現を検討した。また、間質細胞株が産生するサイトカインについても検討した。
【結果】AA-101,HAS-303,LP-101との共培養後のHL-60表面抗原を検討した結果、対照に比較してCD11bの発現が認められた。また、共培養を行った間質細胞株の培養上清中にIL-6の産生増加を認めた。
【考察】間質細胞株によりHL-60の分化、増殖に差を認めた。今後、造血幹細胞を用い検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Aizawa.S,Yaguchi.M: "Hemopoietic supportive function of human bone marrow stromal cell lines established by a recembinant SV40-adenovirus vector." Exp.Hematol. (in press).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Hojo.H,Yaguchi.M: "Establishment of a human thymic stromal cell line(R-3-4)and its adhensive capacity with T-cells in vitro." Hematologic Pathology. (in press).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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