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胎児仮死の生化学的指標としての羊水エリスロポエテンの臨床的意義

研究課題

研究課題/領域番号 05770849
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

角谷 不二雄  旭川医科大学, 医学部, 助手 (70240645)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード胎児仮死 / エリスロポエチン / 臍帯血 / 羊水
研究概要

101例を対象に出生時に採取した羊水と臍帯血のエリスロポエチンをRIA法にて測定した。出生前及び分娩経過中の産科側の情報を測定したエリスロポエチン値と比べることにより、胎児仮死の生化学的指標としての羊水エリスロポエチンの臨床的意義及び臍帯血エリスロポエチンとの相違について明らかにすることができた。その結果は(1)胎児仮死および新生児仮死のないAFD児における基本的検討:正常平均値を求めるとともに、臍帯血エリスロポエチンと羊水エリスロポエチンは相関するが、臍帯血エリスロポエチンは分娩経過の影響を受けやすい(2)胎児仮死例を含めた検討:臍帯血エリスロポエチンと羊水エリスロポエチンの正常範囲を設定するとともに、胎児仮死の指標としての診断的価値の判定(+2SDとすれば良好な臨床的有用性)となった。(1)については新生児学会誌に掲載予定(30巻第2号)(2)については平成6年5月の日本小児科学会において発表予定である。なお研究が順調にすすんだため胎児仮死の定量的な評価が可能なラットによる動物実験も計画中であり、このうちの一部については結果が出ている。今後はこの面で研究をいっそうすすめる予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 角谷不二雄他: "胎児仮死の指標としての臍帯血および羊水エリスロポエチンの検討:第1報胎児仮死および新生児仮死のないAFD児における基本的検討" 日本新生児学会雑誌. 30掲載予定(2号). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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