• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

胃癌におけるin vitro抗癌剤感受性試験の基礎的研究と臨床応用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 05770954
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関関西医科大学

研究代表者

大草 世雄  関西医科大学, 医学部, 助手 (80247907)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード胃癌 / 抗癌剤感受性試験
研究概要

胃癌において有効な抗癌剤を選択投与することは予後向上のために重要であるが、なお信頼性の高い感受性試験は確立されていない。今回、多種類の抗癌剤をスクリーニングする適当な方法を検索するためsuccinic dehydrogenase inhibition test(SDI test)、fluorescein diacetate-propidium iodide同時蛍光染色法(FDA-PI法)、Rhodamin 123染色法の3種の抗癌剤感受性試験について検討した。胃癌細胞株MKN28,MKN28・6TG,MKN45,MKN72,NUGC3,KATO3,MKN1を使用し施行した。抗癌剤は5-Fluorouracil,Mitomycine C,Adriamycin,Epirubicine,THP-adriamycine,Cisplatin,Etoposide,Methotrexate,Cyclophoshamideを使用した。方法は、抗癌剤の濃度を臨床投与時の理論的最大血中濃度を基準としその10倍の2種類とし、細胞に投与し72時間持続接触させ各試験を行なった。対照は抗癌剤無投与群とし対照の50%抑制を認めたものを感受性ありとした。MMCでは各細胞とも感受性があった。ADMではKATO□では感受性が低く、CDDPはMKN28で低値であった。SDI testとRhodamin123染色法の結果はほぼ同等であったがADM、CDDPでは感度は不良であった。FDA-Pi法では20%程度感度は低かった。今回検討したアッセイではSDI法が最も良好な結果が得られた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi