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カイニン酸てんかんモデルによる海馬錐体細胞のApoptosisへの誘導

研究課題

研究課題/領域番号 05771021
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関鳥取大学

研究代表者

近藤 慎二  鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (60192069)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードカイニン酸てんかんモデル / 錐体細胞死 / アポトーシス
研究概要

(カイニン酸てんかんモデルの作成)
雄Wistar系ラットを用い、ネンブタール麻酔下、定位的に外径0.6mmのステンレスパイプを左扁桃核に刺入しデンタールセメントにて頭蓋に固定した。1週間以上の回復期間を置いて、無麻酔・無拘束下に外筒に沿って0.3mmのステンレスパイプ(内筒)を挿入し、リン酸緩衝液に溶解したカイニン酸を1ug/u1徐々に注入した(5分間)。このモデルは、カイニン酸注入後17〜25日で自発性辺縁系発作が誘発され、2〜3カ月で二次性全般化発作を来すようになる。病理学的には扁桃核の局所性壊死と周囲のグリオーシスの他に、海馬の主としてCA3と部分的にCA4に神経細胞の脱落を認める。
(Apoptosisの検出)
上記カイニン酸てんかんモデルラットの海馬を経時的に摘出し、錐体細胞由来の核DNAがヌクレオソーム単位で断片化(fragmentation)されるか否かをアガロースゲル電気泳動法により解析を行った。ネンブタール痲酔下、生理食塩水にて灌流し摘出した脳を約1mm間隔でスライスし、手術用顕微鏡下に海馬をCA1・2、CA3・4に分離させ凍結保存する。カイニン酸注入後1h,3h,6h,12h,24h,2日,3日,4日後に各々2匹分の海馬よりDNAを抽出し電気泳動を行ったがfragmentationは観察されなかった。現在、5日目以降について検索中である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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