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悪性グリオーマにおける異常EGFRのDNAの解析と新たな異常レセプターの発見

研究課題

研究課題/領域番号 05771032
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

須川 典亮  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (50244596)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード悪性グリオーマ / 異常EGFR / point mutation
研究概要

いままでに悪性グリオーマにおいて異常EGFRを検索、mRNAレベルでextracellular domainでは801塩基の欠損を、intracellular domainではinternalization domainからinhibitory domainにかけての欠損を発見しそのいずれもがtyrosine kinaseの活性化に結び付いている事を報告してきた。今回はこれら異常EGFRの発現を認めていない悪性グリオーマにおいてmRNA EGFRのpoint mutationを検索したところA-172(malignant gliomacell line)ではinnhibitory domainにおいてはアデニン(A)からシトシン(C)へのpoint mutationがおこり、それによりグルタミンからプロリンへの変換が生じていた。またmalignant astrocytomaの3症例ではinhibitory domainの同一部位の連続したグアニン(G)、シトシン(C)がシトシン(C)、アデニン(A)にmutationし、それによりグルタミンがアラニンに変換していた。LigandがEGFRに結合するまでtyrosine kinaseの活性化を抑制する機能を有しているinhibitory domainにおいて、アミノ酸の変換が生じ、コンピューター解析ではその部分のタンパク2次元構造の変化が確かめられた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 須川典亮,上田聖: "Antisense DNAを用いた遺伝子治療" Coinical neuroscience. 12(6)(in press).

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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