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バクトボラミンのシクロスポリンとのinvitroにおける相乗免疫抑制作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05771204
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関独協医科大学

研究代表者

今井 利一  独協医科大学, 医学部, 講師 (80213213)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードバクトボラミン / シクロスポリン / リンパ球混合培養 / 相乗免疫抑制作用
研究概要

健康と思われる8人より採血しHLAを調べ、DRの異なった検者の組み合わせでリンパ球混合培養(MLC)を行った。Mitomycin C処理した刺激細胞、反応細胞とも10^5個のヒト末梢リンパ球を用いて5%CO_237℃の条件下で6日間MLCを行った。バクトボラミン(BBL)シクロスポリン(CYA)とも何種類かの濃度の組み合わせで培養液に加え、細胞をハーベストする20時間前に0.25muCiの^3Hmethylthymidineを各wellに加えて液体シンチレーションカウンターでDPM値を測定した。これらのDPMよりpercent inhibitionを計算した。
percent inhibition=(1-DELTADPM with drugs/DELTADPM without drugs)×100
その結果図表の如くCYA1ng/mlで0.09±35.5%、10ng/mlで5.0±35.4%、BBL10mug/mlでは9.24±8.21%とほぼ諸家の報告の値に近似したpercent inhibitionが得られた。これに比しCYA1ng/mlとBBL10mug/mlの組み合わせでは24.9±11.8%、CYA10ng/mlとBBL10mug/mlの組み合わせでは37.0±9.40とほぼ予想どうりの相乗免疫抑制作用が認められた。今後再現性についてさらに検討を加えFK506、スパーガリンなどの免疫抑制剤についても同様の実験を行ってみたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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