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羊水細胞の低酸素濃度下及びSuperoxide Dismutase添加培養の検討

研究課題

研究課題/領域番号 05771265
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

小野木 哲  福島県立医科大学, 医学科・産科婦人科学教室, 助手 (00224288)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード羊水細胞 / 染色体 / 低濃度酸素下培養 / Superdxide Dismutase
研究概要

(成績)
(1)2%、5%および8%O_2下における羊水細胞の第2代継代培養は、18%O_2下培養(従来法)に比べ増殖が有意に良好で、7日目にはそれぞれ2.0倍、2.3倍、1.7倍の細胞を得た。
(2)染色体標本作成までの培養期間はChang A培地の5%O_2下培養では平均6.1日、従来法では7.4日、またF12培地(含20%FCS)もそれぞれ7.4日、8.7日と両培地とも培養期間が短縮された。
(3)Chang A培地にSODを50、100、200および400U/ml添加し、無添加培養と比較すると培養7日目の細胞数はそれぞれ1.0倍、1.5倍、1.6倍、1.0倍であった。
(4)Chang A培地にSODを200U/ml添加し、従来法と染色体標本作成までの培養期間を現在比較検討中である。
(結語)
羊水細胞の増殖において2、5、8%の低濃度酸素下培養は従来法に比べ良好であり、5%O_2下培養は染色体検査時の培養でも有効であった。またSOD添加培養では培養液中濃度50、100、200および400U/mlの中で100および200U/mlが有効であり、200U/mlが最良であった。細胞増殖においてSuperoxideなどの活性酸素は有害とされているが、低濃度酸素下培養とSOD添加培養はいずれも培養液中の活性酸素濃度を低減させることが細胞増殖の効果のひとつであると推測する。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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