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合成ペプチドによるラット実験的自己免疫性ぶどう膜点(EAU)治療モデルの確立

研究課題

研究課題/領域番号 05771408
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関九州大学

研究代表者

川野 庸一  九州大学, 医学部, 助手 (90211185)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード自己免疫疾患 / 実験的ぶどう膜点 / 免疫治療法 / 合成ペプチド
研究概要

1).アジュバントに混入したT細胞レセプター(TCR)Vbeta8.2鎖由来の21-merペプチド、対照としてVbeta14鎖由来の21-merペプチドで免疫したラットの所属リンパ節細胞に対してin vitroで同一ペプチドによる抗原刺激を1週間毎に繰返すことでペプチド特異的な細胞株確立した。これらの細胞株はCD4陽性、CD8陰性であった。またVbeta8.2ペプチド特異的細胞株はMHCclassI抗原に、またVbeta14ペプチド特異的細胞株はMHCclassII抗原に拘束されていた。
2).1)で得られた細胞株を培養し1x10^8個をルイスラットの腹腔内へ移入した。同時に網膜S抗原を免疫してEAUを発症させその細胞株移入のによる抑制効果の有無を調べた。皮内反応によってペプチドに対する遅延型過敏症反応は移入されていたが、Vbeta8.2ペプチド特異的細胞株の移入によるEAUに対する抵抗性の獲得はみられなかった。
3).1)で得られた細胞株をmyelin basic protein特異的なT細胞クローン(TCRVbeta8.2鎖を使用)を刺激細胞として混合培養したが増殖反応、IL-2分泌の検索では反応はみられなかった。
以上の本年度の実験結果からはペプチドによる前感作治療をペプチド特異的T細胞株にて代用することは困難であると考えられた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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