1.患者血清の採取:対象は当院ぶどう膜外来及び神経外来通院中の患者とし、多発性硬化症を含む球後視神経炎、原田氏病や、サルコイドーシスなどのぶどう膜炎患者から採血し、フィコール濃度勾配遠心法により単核球分画を得た。コントロール群としては、正常者のほかにpositive controlとして視神経炎に対しては緑内障、ぶどう膜炎に対しては糖尿病性網膜症を選んだ。 2.マクロファージの培養:単核球分画をごく短時間培養し、プレート底面に付着したマクロファージを分離し、更にINF-gammaと共にCO_2インキュベータ-で48時間培養した。 3.マクロファージ培養液上清のneopterinの測定:培養液中neopterinは、米国Incstar社から市販されているI^<1215>-neopterin RIA kitを用いて測定した。現在まだサンプル数が少ないため、現在統計学的に検討できるほどの結果はでていない。今後徐々にサンプル数を増やす予定である。
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