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電磁場刺激がラット骨肉腫に与える影響について

研究課題

研究課題/領域番号 05771774
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関岐阜大学

研究代表者

市原 秀記  岐阜大学, 医学部, 助手 (50184627)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードラット骨肉腫 / 電磁場刺激
研究概要

1.電磁場刺激のラット骨肉腫に対する作用、(1)、腫瘍重量に対する影響は5Gauss群はコントロール群に対して抑制的に働き、これに対し10.15Gauss群は増大傾向を示した。(2)、病理組織学的には有意な変化はみとめられなかったが、週齢が進むにつれ腫瘍辺縁に増殖能の旺盛な細胞が増え、逆に中央部は骨、類骨の著しい形成と細胞数の減少を認めた。(3)、腫瘍の辺縁と中央のDNAの活性値の変化は週齢を重ねると辺縁部のDNA量は増加し、逆に中央部では減少したが、電磁場刺激群では減少量はコントロール群に比較して少ない傾向を示した。(4)、腫瘍辺縁部と中央部のALP活性量は中央部で週齢とともに増加傾向が強く、特にコントロール群の増加は著明であった。辺縁部においては移植後3周後に最も高値を示した。
2.骨肉腫の骨形成に関しては明らかなデータはでなかった。3.ラットの生態に対する電磁場刺激の影響 (1)、体重に対する影響コントロール群に比して刺激群はいずれも減少した。(2)、体温に対する影響は有意差はなかった。(3),血液検査データに対する影響は、白血球数の変動において、コントロール群に比して減少が押さえられていた。その他、血清アルブミン、カルシウム、リン、ALPに関しては、著変なかった。4.これらの結果から電磁場刺激はラット骨肉腫に対して直接および間接的に影響することが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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