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顎顔面脛部皮膚の触圧感覚に関する電気生理学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 05771835
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関松本歯科大学

研究代表者

井口 光世  松本歯科大学, 歯学部, 助手 (50184396)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードオトガイ神経 / 顎下骨筋神経 / 耳介側頭神経 / 脛神経 / 触圧感覚
研究概要

頭脛部領域の皮膚感覚に関する神経機構を釈明する端緒として、ラット顎顔面脛部のオトガイ神経、顎下骨筋神経、耳介側頭神経の顔面神経との交通枝および脛神経領域皮膚の触圧受容器から単一神経応答を導出し、その反応様式と各領域別の分布密度を明らかにした上で、刺激プローブ径、刺激速度および刺激荷重の違いが、単一神経応答に比べより実際的な集合活動電位の反応様式にどのような影響を与えるかを比較検討した。研究には生後8-10週のWistar系雌ラットを用いた。チオペンタールの腹腔内麻酔の後、剃毛処置を行い保温パッド上に仰臥位に固定した。各神経の剖出は手術用顕微鏡下で行い、記録電極は絶縁被覆したタングステン微小電極の先端をフック状に加工したものを用いた。導出された求心性神経放電はプレアンプとメインアンプで増幅後、オシロスコープ上で観察後しデータレコーダーに記録、分析を行った。その結果、実験に供したラットから合計156ユニットの単一神経応答が導出され、それらはSA typeI、SA typeII、RA type、CF typ、HF typeの5種類に分類された。各神経支配領域において、刺激プローブ径の違いが刺激速度に応答する積分集合活動電位に与える影響を刺激速度(thetas)と積分集合活動電位の立ち上がり角度(thetai)から検討した結果、thetai=alpha+beta(logthetas)に回帰した。また刺激プローブ径の違いが刺激荷重に応答する積分集合活動電位を刺激荷重(Ls)と積分集合活動電位(IAD)から検討した結果、IAD=alpha+beta(Ls)に回帰した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 井口光世: "ラット顎顔面脛部皮膚の触圧感覚に関する電気生理学的検討" 鶴見歯学. 19. 187-201 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] K.Iguchi,et al.: "Tactile-Evoked Response of Sensory Fibers in Buccal and Submandibular Regions of the Rat" Somatosensory and Motor Research. 10. 291-295 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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