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画像解析システムを応用した顎膜型重ね合わせ像観察による咬合分析

研究課題

研究課題/領域番号 05771907
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

笹井 浩司  朝日大学, 歯学部, 助手 (90170662)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード画像解析装置 / 小児 / 咬合接触 / 第一大臼歯
研究概要

本研究は顎口腔系に特に異常を認めない第一大臼歯萌出期の小児を対象に萌出初期、萌出後期の経歳的歯列膜型および咬合接触点採取し画像解析装置に読み込み同一平面上で重ね合わせ、上下顎の対咬関係および咬合接触点の性状および動態を総合的に分析するものである。今回第一大臼歯萌出期の小児10名を被験者として上記方法を用い第一大臼歯萌出による歯列、咬合状態の変化についての解析を行い以下の結果が得られた。
1、歯列弓長径、幅径は萌出後期において増大しており、角度計測についても増大する傾向がみられたことから、上顎切歯点を基準として遠心頬側方向に成長していることが認められた。
2、ターミナルプレーン量は萌出後期に増大していたことから、垂直型から近心段型に変化し第一大臼歯の1級関係の咬合に対応することが認められた。
3、接触点数については第二乳臼歯では減少し、第一大臼歯では有意に増加していた。接触面積については第二乳臼歯において増加し、第一大臼歯においては有意に増加していたことから、第一大臼歯の萌出に伴い第二乳臼歯主導型であったものが、第一大臼歯主導型に変化していくことが認められた。
下顎第二乳臼歯における接触点の移動についてはターミナルプレーン量の増加を認めた場合遠心方向に移動し、ターミナルプレーン量が減少した場合、近心方向に移動する傾向が認められた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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