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光磁気ディスクを用いた総合画像診断の教育システムについての研究

研究課題

研究課題/領域番号 05772028
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

木村 通男  浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40225066)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード光磁気ディスク / IS&C / 画像診断教育 / 医療情報学 / 医療情報規格
研究概要

まず光磁気ディスク装置を購入しこれを既存のパーソナルコンピュータ(Macintosh)に接続した。この際、筆者も委員を嘱託されている医療情報IS&C規格の光磁気ディスクを用いた。Macintoshとの画像および文字情報のやりとりのためのソフトウエアにあたっては、東京大学工学部の岩崎英哉氏、東京大学医学部の小野木雄三氏の協力を仰いだ。
画像は、CT、MRIのものを入力した。これについては国立大阪病院の森本耕治氏の協力を仰いだ。先に述べたIS&C規格は、画像をはじめ、広く医療情報の保存の標準形式となることを目指し、(財)医療情報システム開発センターを場として開発されているものである。この規格は、文字医療情報の形式も検討しており、臨床検査データの規格の試案にはASTME1238規格(アメリカ医療情報学会が推奨する規格)が検討されている。今回これを用いることによって、画像と関連情報(患者の臨床検査データ)の同時参照が可能となり、総合画像診断の教育システムとして有用なシステムの構築ができた。また、書換可能であるという光磁気ディスクの特性を利用し、利用者個人による画像の追加、編集も可能である。
以上の成果を早速、93年12月にシカゴで開催された北米放射線学会において実際に機器を用意し、実働する様をデモンストレーションした。そこでは各国からのディジタル画像関係者、画像規格関係者、さらに医療情報規格関係者に、画像と文字情報との混在による総合画像診断の重要性、書換可能メディアの教育用システムへの適性を示すことができた。さらに、本研究の成果は、Msdical lmaging誌に既に投稿し、アクセプト済みである。
今後は本研究の成果物であるソフトウエアを広く画像診断研究者に提供し、教育用画像の交換メディアの基盤とすることを目指す予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mishio Kimura: "Image Save And Carry System Teaching File Library" Medical Imaging. (発表予定). (フクセプト済み) (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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