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フランチャイズ制プロ・スポーツの成立基盤と観戦者のコミュニティ意識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05780118
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関徳島文理大学短期大学部

研究代表者

高橋 豪仁  徳島文理大学短期大学部, 講師 (40206834)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードスペクテーター・スポーツ / コミュニティ / プロ・スポーツ
研究概要

フランチャイズ・ゲーム観戦者の実態を質問紙法によって調査した。その概要と主要な結果を以下に示す。
1.広島東洋カ-プのホーム・ゲーム観戦者を対象にした面接調査を、平成5年8月18・19日のゲーム開始前に広島市民球場において実施した。留め置き郵送法も併用し、合わせて242の標本を得た。(1)「広島に対するコミュニティ意識」と「チームに投影されるコミュニティ感情」とに関連性はなかった。また、これらのコミュニティ意識と、チームへのコミットメントとにも関連性を見いだせなかった。(2)今シ-ズン来場数が1回の人と4回以上の人とを比較して、来場に関連する要因を検討したところ、所要時間、交通手段、住所、充足要因(一体感、カタルシス)、応援行動において、有意な相違を見いだした。
2.サンフレッチェ広島FCのホーム・ゲーム観戦者を対象にした面接調査を、平成5年11月27日のゲーム開始前に広島広域公園において実施し、362の標本を得た。(1)広島に対するコミュニティ意識とチームに投影されるコミュニティ感情とに有意差が認められた。また自覚的なサポーター感情が高いほど、コミュニティ意識が高いことが分かった。(2)今シ-ズン来場数が1回の人と5回以上の人とを比較して、来場に関連する要因を検討したところ、所要時間、住所、出身地、充足要因(技術、カタルシス、ドラマ)、性別等において、有意な相違を見いだした。上記のほかに、サッカーと野球の比較等も行った。以上の結果は、日本体育学会第45回大会で発表するとともに徳島文理大学研究紀要(48号)に投稿する予定である。
カ-プ設立に関する文献資料を市立図書館で若干収集したが、サンフレッチェの設立に関する資料や、現在の両チームの政治経済的基盤について、新聞報道以上に詳細な情報を球団関係者から得ることはできなかった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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