研究概要 |
本研究の研究成果としては,下記発表論文2点,口頭発表1点に加えて,A4版100頁の研究成果報告書を作成した。 発表論文(1):企業の支店配置よりみた北海道の都市階層.地理科学,vol.48,175〜183頁. 発表論文(2):高速自動車道開通の地方都市における卸売業事業所活動の実態分析-北海道滝川市の市外企業支店と市内企業の比較を中心として-.愛媛大学教養部紀要,vol.26,1〜29頁. 口頭発表:「広域中心都市・札幌の現況と将来」,日本都市学会シンポジウム,広島市,1993年12月3日. なお,報告書の概要を述べると,はじめにに続く第II章では,わが国の支店集積状況を,都道府県と県庁所在都市の2つの分析単位より検討した。第III章では,北海道における企業の支店配置パターンの分析によって,北海道の都市階層を検討した。これを受けて,第IV章では広域中心都市・札幌市,第V章では県庁所在級都市・旭川市,第VI章では地方中心都市・滝川市の支店を,主に「各都市支店アンケート調査」資料によって分析し,異なる都市階層における支店の特性を検討した。最後,第VII章は,分析結果の簡単な要約を行ない,まとめとした。
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