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算数の授業での子どもの関心・態度の形成過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05780148
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関上越教育大学

研究代表者

熊谷 光一  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80225218)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード関心・態度の形成過程 / 相互作用の水準 / 授業
研究概要

4月から7月の約4カ月間にわたって,中学校の一つの教室の数学の授業を継続的に観察・記録した。期間中に,子どもへのインタビューを実施した(7月)。そしてこれらのデータを整理した。加えて,これ以前2年間にわたって(1992年,1993年)収集・整理してきた授業に関するデータとともに今回得られたデータを分析をしている。
これまでに得られた成果として,算数・数学の授業にみられる相互作用には,3つの水準,基礎的水準,数学的知識のかかわった水準,数学的適切性のかかわった水準,があることを同定した。そして,教師は,相互作用をうまくすすめるために,この水準従って,長期にわたって,一貫した構想を持ち,様々のはたらきかけをしていることがわかってきた。
また,相互作用の水準を観点として,関心・態度の形成過程の分析を進めることで,子どもの期待と教師の期待の間に隠されたずれがあることが明らかになってきた。そして,そのずれが子どもの関心・態度の形成に,積極的または消極的影響を与えていることが明らかになりつつある。
これらの研究成果については,Seventeenth International Conference Psychology of Matheatics Education(1993.7.18-23.),日本数学教育学会論文発表会(1993.10.23-24)において口頭発表するとともに,論文集に掲載した。また,現在,投稿中の論文が1編ある。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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