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中学校美術科における教授スキル習得システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 05780194
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関香川大学

研究代表者

南部 正人  香川大学, 教育学部, 助教授 (00218075)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード美術教育 / 中学校美術科 / 教員養成 / 教授スキル / マイクロティーチング / モデリング / 造形モデルの言語化 / 教授法
研究概要

(1)発問・発問構成の事例収集美術科授業で使用されている発問・発問構成スキルを収集した。単元導入において使用されるスキルを対象に美術科各領域について10例程度を収集した。
(2)収集した事例より美術科における特殊スキルと考えられろ「造形モデルの提示と言語化」にかんするスキルを抽出した。当初予想していたよりも、コノスキルを使用した事例は少なく、部分的な使用にとどまる場合が多かった。しかし、このスキルの使用を分類基準として、造形モデル提示教授タイプ、言語による提示タイプ、造形モデル提示と言語化タイプの3タイプを分類することができた。
(3)モデル開発の有効性の検討「造形モデル提示と言語化」スキルにかんするVTR記録をもとにモデルVTRを作成し、教員志望者を対象としたマイクロティーチングを行い有効性を検討した。その結果、対象とした学生が持つ美術に対する基本的な構えにより、その有効性は異なるとの知見を得た。
つまり、美術教授自体が芸術的営為であるとして教授をスキルに還元する事は困難であるとするグループと、学校教育における美術は教授スキルを利用できる部分があるとするグループでは有効性が異なり、さらに、造形モデルの提示が制作における内的な自発性を妨げると考えるグループ、また言語化が対象の形態の記述以上の高度なレベルとなり、言語的表現に至った場合にのみこのスキルが有効であると考えるグループではその有効性に違いが生じた。
(4)システム開発CAI型ソフトウェアー開発を行った。評価表、関連教材を含めた美術科教授スキル習得マイクロティーチングシステムを開発した。しかし、その有効性は使用例が少なく、また教育自習との比較を行っていないため結果を得ていない。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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