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宣言性を有した分散オブジェクト指向言語モデルに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05780217
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関北海道大学

研究代表者

渡辺 慎哉  北海道大学, 工学部, 助手 (70210903)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード分散オブジェクト
研究概要

1.既存の並行・分散モデルの分析
新しいモデルの提案に先だって、既存の並行・分散モデルの分析を行なった。対象としてCSP・Linda・Actorを選択した。分析は、これらのモデルを一般化論理プログラムに埋め込み、その上で比較するという方法で行なった。その結果、
・既存のモデルが、ハードウェアの制約に依存していること
・実行の概念が言語以外の部分で定義されていること
・通信は相手の選択と値の伝搬という2つの部分から構成されていること
などが明らかになってきた。
2.新しいモデルの提案
上野分析結果、特に通信に関する結果から、より柔軟な通信を行なうモデルが実現可能であることが分かってきた。既存のモデルでは通信は単純なパターンマッチでしかなかったが、これを、一般化論理プログラムにおける拡張されたユニフィケーションに発展させることにより、相手の選択における柔軟性や双方向の通信などがユニフィケーションという統一的な枠組で表現できるようになる。
さらに、一般化論理プログラムが持つ理論的厳密性を利用することにより、オプジェクト合成が安全に行なえるモデルを構築できることが分かった。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 渡辺慎哉 他: "Language Embeddigによる並行オブジェクトモデルの分析" 北海道大学工学部研究報告. 167. 19-27 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺慎哉 他: "Actorと一般化論理プログラム" 信学技報. SS92-36. 47-54 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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