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医用3次元画像表示に関する臓器領域抽出手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 05780288
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関京都大学

研究代表者

関口 博之  京都大学, 工学部, 助手 (90243063)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード超音波動画像処理 / 心筋コントラストエコー / 領域抽出 / IMAGER
研究概要

今年度は超音波動画像をターゲットとした画像処理アルゴリズムの開発,ならびに処理システムの構築を行った。
まず今年度前半において画像処理アルゴリズム開発のプラットホームとなる、対話型画像処理環境 IMAGER を SUN ワークステーションの X-Window システム上に構築した。
本システムは、画像表示モジュール、画像ファイルのロ-ダ、多数の画像処理モジュールからなる。各モジュールは基本的に独立して動作し、任意のモジュール管でメッセージと画像データのやりとりを行うことによって多種多様な画像処理を実現する。モジュールは平行して何個でも起動することができ、特に表示モジュールを複数起動させることにより、画像処理結果の比較検討を容易に行うことができる。IMAGERはドキュメントを整備した後、外部公開する予定。
年度後半は IMAGER 環境上で心筋コントラストエコー像をターゲットとした心筋血流計測アルゴリズムの開発を行った。このデータは時間次元を含む3次元画像であり、そのデータ量は膨大である。心筋血流計測に必要な心筋部領域抽出処理を自動化するため、心筋部を含む矩形領域において最小2乗誤差計算から境界候補を求めるアルゴリズムを開発した。この手法により心筋の内部境界が精度良く抽出できるようになった。
心エコー像におけるノイズや画像の位置ずれの影響を軽減するため、同時相画像の加算平均、心筋部のモデリング処理アルゴリズムの開発、検討も本研究中で行った。
以上の画像処理内容と結果に関し、平成6年1月28日に行われた医用画像工学研究会JAMIT Frontier '94で報告した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 関口博之: "アロチノロール冠側副血行改善作用の心筋コントラストエコー像による評価" 日本医用画像工学会 JAMIT Frontier '94研究報告. 1/1. 12.1-12.6 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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