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高次形状プリミティブによる3次元柔軟物体モラルの表現と物体カテゴリー認識

研究課題

研究課題/領域番号 05780290
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関大阪大学

研究代表者

佐藤 嘉伸  大阪大学, 医学部, 助手 (70243219)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード物体認識 / 視覚学習 / 3次元形状解析 / 距離画像処理 / カテゴリーモデル / 階層的記述 / 形状照合
研究概要

複数の距離画像の階層的分割結果から3次元物体のカテゴリーモデルを構成する方法を開発した。カテゴリーモデルの獲得では、形状記述同士の照合が問題となる。まず、本研究で用いる階層記述の照合に必要な拘束条件を明らかにし、照合を探索問題として定式化した。次に、階層的分割結果で明確にされる形状の階層性、および、形状特徴の安定性を利用した探索法を開発した。顔、あるいは手などを撮像した実距離画像から得られた階層的分割結果の照合により「顔」および「手」などのカテゴリーモデルを階層的構造記述として獲得できることを示した。記述の階層性と安定な形状特徴を利用することにより、従来法の問題点であった関係構造記述間の照合効率が格段に向上することを示した。
本研究では、1つのカテゴリーモデルを得ることを目的とした。しかし、複数のカテゴリーモデルを別個の独立な表現ではなく、それらを照合することにより、類似部分を共有し、差異部分のみを分離したモデルに統合することができる。本研究の照合法は、このためのカテゴリーモデル間の照合にも利用することができる。複数のカテゴリーモデルを含むモデルライブラリを効果的に検索できるように組織化を行う方法の検討が重要な今後の課題である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 森山真光: "階層的パ-ツ記述からの3次元物体カテゴリーモデルの獲得" 画像の認識・理解シンポジウム. (印刷中). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2018-06-07  

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